第7章 お客様とのエピソード集3

高橋美恵子の日常・地元応援投稿

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7)お客さまとのエピソード集3

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ご主人と奥さまの「大切にしたいもの」が違うときはどうするの?

そう思われる方がいらっしゃるかもしれません。

 

たしかにそうですね。

家族それぞれの好みや価値観はひとつではありません。

さまざまな願いや夢を、どうやって叶えるか。

 

また、お客さまがご自分の希望を

スラスラと言えない場合もあります。

そんなとき私はどうやって「大切なもの」を感じ取るのか。

 

こんなリフォームのエピソードがあります。

 

1階と2階のリフォームのご依頼でした。

2階はご主人さんの好きなテイストに仕上げたい、

1階は奥さまの好きなテイストに仕上げたい、というリクエストは

すでにいただいており、打ち合わせさせていただいていました。

 

奥さまとても気さく方で、たくさんお話してくださいます。

かたや、ご主人は静かな方で、

ほとんど口を開くことはありませんでした。

ご主人の好きなテイストについて、ほとんど語られることはありません。

私はいつものように、お二人のご様子を観察し、じっくりお話を伺いました。

 

次に、お伺いしたとき、私はご主人へ

「こんな感じはいかがですか?」とご提案内容を伝えました。

 

ご主人は目を見開きました。

 

「まさにこれ。これです。どうして僕の好みがわかったのですか?」

 

ご主人がとくに驚かれたのは、トイレのご提案でした。

メタリック調の、まるで工場のような雰囲気。

シルバーのクロス素材やメタリックな色調の床材。

(えっ、ここがトイレ?)と見まがうようなセレクトです。

 

嬉しそうなおどろきを隠せないご主人にネタバラシしました。

 

実は前回、ご主人に2階を案内していただいたとき、

「ここは物置です」と扉をさっと開けた納戸に

バイクの部品の雑誌が大量に積み上げてあったのです。

 

それが目に入ったとき、

きっと、バイク用品などこつこつ触るのがお好きなんだろうな、と。

 

バイクや車の工場のようなイメージがふっと湧いたのです。

 

メカニックな雰囲気のトイレいいよね~と、思いご提案。

 

ご主人「これでOK!変更なし!」と

満足なご様子であり驚かれていました。

奥さまは、そんなご主人の表情をみて嬉しそうにされていました。

 

 

かたや、奥さまには、青っぽい色調でまとめたご提案が

ドンピシャではまったようで、

 

「すごいすごい!」と声を上げて驚かれておられました。

 

実は、奥さまのFacebookのプロフィールで、

青い服を着られていたのが、とてもお似合いだったのです。

 

きっと青が好きなのだなと思い、

青をアクセントに、タイルなどの内装をトータルでまとめて

ご提案したら、「もうドンピシャです。これにしたいです」と。

なったのでした。

 

異なる価値観や大切なものを、

互いが

それぞれの聖域を守れるように、

良き調和のとれた1,2階になりました。

 

実は実は、それだけに終わりません。

 

その奥さまは、お片付けの認定資格をお持ちでした。

「せっかくならその資格を生かしましょう!」と

 

収納の引き出しなどの深さやサイズを一緒に決めていきました。

 

例えば文房具を入れるなら引き出しの深さを10センチ、など。

 

自分にとって使い心地のよい収納を、

一級建築士と一緒に考えてつくっていく。

そんな過程を、

奥さまはワクワク楽しまれているようでした。

 

ほかにも、玄関収納。

お子さんの自転車用のヘルメットが

所在なさげに置かれているのが気になったのでした。

 

ヘルメットは以外と置き場所を取るんですよね。

 

 

そこで、

毎日学校に行くときサッとだせて、

帰宅したときにサッとしまえる

ヘルメットを片付ける場所をつくりませんか?と。

お声がけさせて頂きました。

 

 

一般的なげた箱よりも奥行きがあり、

ヘルメットが入る大きさの収納などをおつくりしたら

玄関が見違えるほどスッキリ!

 

玄関収納に大変ご満足いただき

ニコニコされてらっしゃいました。

 

 

多くのお客さまがおっしゃられる言葉に

「髙橋さん、私、とくになにも言ってなかったのに、どうしてわかったのですか?」

があります。

 

長年、多くの方の実生活に

一歩入ってお話を聞かせて頂きながら

試行錯誤している内、

ご家族様の事をもっとよく知り

住まいに反映させていきたい一心が、

自然と、ご家族様のあたりまえの日常要素を

キャッチ出来るようになって行ったのです。

 

 

たとえば、ちょっとした

あるあるの事例をご紹介させて下さい。

 

 

玄関からはいった廊下に

服をかけるよく見かけるパイプハンガーがあり、

服の重さに傾いて斜めになっているような,

あるあるの光景。

 

 

本人たちもその不便さ、不快さに気づいていない箇所。

 

そんな場所が私にはどんどん視界に飛び込んできます。

 

帰宅後に服をかけるパイプハンガーが服の重みで傾いていました。

使いづらそう。

 

何かスッキリと暮らせる解決案を提案したい。

頭をくるくる回転させます。

 

そこで、私は、ひらめきました!

ご提案させていただきました。

 

それは、玄関の隣にある洋室の、壁をくりぬいて

玄関の廊下から洋服をサッとかけられるように

ミニクローゼットを新設です。

 

それによって

ご家族様の「ちょっとした不快」を解消できたのです。

 

 

ここはやはりプロでないと捉えられない視点です。

 

 

なぜなら、

「どの壁なら、開けられるのか」

「この柱を取っても建築上安全が担保できるか」など

複雑な建築知識や経験がなければわからないからです。

 

 

また、「とっても不便」は目立ちますが、

「すこし不便かも」「まあガマンできるかな」の程度の

小さなストレスには日々慣れてしまいため、

ご本人にとっては問題だと気づかないケースも少なくありません。

 

 

本人すら気づかないような

ささいな不便やちいさなガマン、お困りごとを

私は、ていねいにすくい取っていきます。

 

 

そして、ストレスを取り除いたあとは

「いつの間にか快適になっている!」

「安心だな、うれしいな」

が積み重なっていく、

 

 

細やかな幸せの工夫を一つ一つ丁寧に設計にはりめぐらせることで

その空間で過ごすときの「ごきげんな気分」をも

トータルでプロデュース出来るのです。

 

 

ちょっとした幸せの積み重ねが

ごきげん気分の積み重ね

 

 

あなたの幸せが詰まった空間を造りましょう。

 

 

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